水分補給を忘れずに!

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体調管理のくふう

お酒のじょうずな付き合い方

外出ができない時期ですが、外での飲み会・会食が減った分、オンライン飲み会をはじめ、自宅でお酒を飲む機会が実は増えているという方も多いのではないでしょうか。

自宅でのお酒も意外に楽しいものですし、お店のように閉店時間を気にする必要もないので、ついつい飲みすぎてしまうことも。


今回は、改めて知って頂きたい「お酒との付き合い方」をお届けします。

お酒のエネルギー量をご存知ですか?

飲み始めるとついつい意識することを忘れてしまいがちですが、お酒もエネルギー(カロリー)がありますので、飲みすぎて消費しなかったエネルギーはからだに蓄積され、先々は肥満にもつながりかねません。

飲む量を意識するうえでも、お酒とアルコールのエネルギーについて簡単に紹介します。

お酒に含まれる成分「アルコール」には、
1gあたり7kcalのエネルギー量が含まれます。アルコール度数の高いお酒ほどエネルギー量は高くなります。

また、お酒に含まれる糖質量によってもエネルギーはかわります。

▼身近なお酒のエネルギー量▼

ビール(缶1本・350ml)約140kcal
ワイン(赤ワイングラス1杯・100ml)約73kcal
日本酒(1合180ml)約185kcal
ウイスキー(シングル1ショット・30ml)約71kcal

※文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』より

ビールやワイン、日本酒など、お酒によってエネルギー量はさまざまですが、
よく飲むお酒のエネルギーは覚えておいて損はありません。普段の飲む量の目安として参考にしてください。

お酒は食事(つまみ)とともに

空腹のままお酒を飲むことはないでしょうか。

胃が空っぽの状態でお酒を飲むと、アルコールの吸収が速まり酔いが回りやすくなったり胃を荒らしたり、からだに負担がかかります。
お酒はおつまみや食事とともに楽しむようにしましょう。

おつまみのくふうに

お肉のなかでも「豚肉」、冷奴などの豆腐に代表される「大豆製品」にはアルコール分解を助けるビタミンB1が含まれます。
せっかくお酒のつまみを考えるなら、うまくこれらの食品を取り入れてみましょう。

例えば豚肉と野菜の炒めもの、冷奴は豆腐サラダにして野菜も一緒に食べてみるなど、新しく我が家の定番おつまみを発見してみるのも「自宅飲み」を一層楽しくしてくれそうです。

水分補給も一緒に

すでに気をつけられている方も多くいらっしゃると思いますが、お酒を飲むときはお水も一緒に飲んでおきましょう。
お酒を飲んでいると水分補給ができていると思いがちですが、アルコールには利尿作用があり、脱水を起こしかねません。

アルコール代謝のしくみ

さて、ここからは少し専門的なお話です。
皆さんは、お酒を飲んだとき、からだのなかでは一体どのようなことが起こっているのかご存知ですか?

アルコールの「代謝」についてみていきましょう。

お酒には「アルコール」が含まれます。
お酒で摂取したアルコール成分は胃と小腸で吸収され、血液に溶け込んで肝臓に送られます。

肝臓内でアルコール脱水酵素(ADH)によりアセトアルデヒトという成分に変わり、続いてアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)により酢酸に変えるという作業が行われます。

さらに二酸化炭素と水に分解され、尿や汗となって排泄されるというのが、おおまかな流れです。

お酒を飲むと顔が赤くなったり吐き気や頭痛、動悸などが起こったりしますが、これはアセトアルデヒドが関係しています。

短時間に大量の飲酒をすると、血中のアルコール濃度が上がり、急性アルコール中毒を引き起こすことがあります。また、長期に渡って大量の飲酒を続けると肝臓に負担がかかり、脂肪肝やアルコール性肝炎などの肝臓障害を引き起こす可能性もあります。

お酒をたのしむために

ちょっとした自分のからだへの気づかい、飲み方の工夫が、おいしくお酒を楽しむためにとても大切です。じょうずにお酒とつきあっていきましょう。

編集/監修:おいしい健康管理栄養士